「Apple Watch」から学ぶ
I watched a movie on Apple Watch.

★”watch”と”look”と”see”、どう違う?

“watch”と”look”と”see”、どう違うのかというと……

【watch】
=時間をかけて、動いているものを、じーっと、しっかり「見る」こと。

Apple Watchを例にすると……

I watched a movie on Apple Watch.
「Apple Watchで動画を見たよ」

となります。
テレビ、スポーツ、乗り物、動物など、動いているものに使うのがポイント。
注視する、というニュアンスですね。

I watch TV every night.
「テレビは、毎晩見ます」

I want to go watch fireworks.
「花火、見にいきたいな」

ただし、映画は、
watch a movie
see a movie
2つの言い方があります。
その使い分けは、後ほど……。

【look】
=視線を向けて、まっすぐ「見る」こと。

Apple Watchを例にすると……

Look at my Apple Watch!
「私のApple Watch見て!」

視線をまっすぐ向けるのがポイントで、
今見ている場所から違うところに、視線を移動させて見るときに使います。

Look at me!
「私を見て!」
※あわてたり、うろたえたりしている人に向かって、
「こっちを見て。大丈夫だから落ち着いて」というニュアンスで使ったりします。

I’m just looking.
「見てるだけです」
※店員さんに、
May I help you?
「ご用はありませんか?」
と言われたときに返す、決まり文句です。
いろいろな商品に、視線を向けて見ているだけの段階です、という意味です。

【see】
=自然と視界に入ったものを、なんとなく意識しないで「見る」こと。

Apple Watchを例にすると……

I saw your Apple Watch on the desk.
「あなたのApple Watch、机の上にあるの見たよ」

なんとなく、それとなく「見る」ことなので、
見える、目に触れる、目撃する、というイメージですね。

Can you see the bird over there?
「あそこに鳥いるの、見える?」

I saw that movie last Sunday.
「その映画、この前の日曜に見ましたよ」

さて! ここで、
「映画を見る」
watch a movie
see a movie
の使い分けについてです。

see a movie
=映画館で「映画を見る」

watch a movie
=家などで、テレビやPC、タブレットなどで「映画を見る」

と使い分けるのが通常です。

映画館はスクリーンが大きく目の前に広がっていて、
自然と映像が目に入って「見える」ので、”see”を使います。

一方、家で見る場合は、画面を注視しながら「見る」ので、
“watch”がふさわしくなります。

“watch”と”look”と”see”の違い、わかってきましたでしょうか?

さらに、”see”には「わかる」「会う」など、ほかにも重要な意味があるのですが……
それについては、いずれまた!
ゆっくり、ひとつずつ確実に、身につけていきましょう☆

では、次ページで……
実際に、英語を口に出して、練習しましょう!

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